JR西日本は11日、地震発生時に乗客を迅速に避難誘導できる新システムを6月に京阪神地区の在来線に導入したと発表した。震度を細かく把握して安全な区間を特定し、駅間で停車している列車を素早く最寄り駅まで移動させる。

 JR西は約40キロごとに設置した地震計で震度を把握しているが、新システムでは鉄道総合技術研究所が開発した技術を活用し、地震計の実測値から500メートルごとに震度を推計する。

 新システムの導入で安全な区間を特定しやすくなり、乗務員が指令所からの指示を待つことなく、列車を次の駅まで移動できるかどうかを確認できるようになる。