ダイキン工業が2025年度までに、全ての空調機器でレアアース(希土類)の使用量をほぼゼロにする方針であることが10日、分かった。電気自動車(EV)向けなどの需要増大による価格上昇が予想されるほか、米中対立など地政学的な緊張が高まる中、安定調達への不安を避ける狙いもある。

 ダイキンは空調機のモーターにネオジムなどレアアースを採用している。耐熱性が高まるなどの利点があるが、工法を工夫したり、別の材料に切り替えたりすることで、性能を維持しながらレアアースを極力使わないモーターの開発にめどを付けた。今後、順次新製品に採用していく。