滑稽話の名手として知られた落語家で人間国宝の柳家小三治(やなぎや・こさんじ、本名郡山剛蔵=こおりやま・たけぞう)さんが7日午後8時、心不全のため東京都内の自宅で死去した。81歳。東京都出身。故人の遺志で葬儀は密葬で行った。お別れの会の予定はないという。

 ラジオの素人寄席で注目され、1959年に五代目柳家小さんさんに入門。69年、真打ち昇進とともに、十代目柳家小三治を襲名した。

 得意演目は多く、「死神」「青菜」「千早ふる」「初天神」など。

 2005年紫綬褒章、14年旭日小綬章受章。同年、師匠の小さんさん、桂米朝さんに次ぐ落語界3人目の人間国宝に選ばれた。