【パリ共同】フランスが1981年に死刑を廃止してから40年を迎え、マクロン大統領は9日、パリで記念式典を行い「フランスは全世界での死刑廃止に向けた闘いを改めて推進する」と表明した。欧州連合(EU)議長国を務める来年前半に国際会議を開催して存置国の説得を図るなどの計画を明らかにした。

 「人権の国」フランスも死刑廃止は他の西欧諸国に比べて遅れ、81年にも世論は過半数が死刑存続を支持していた。廃止は同年の大統領選で当選した社会党のミッテラン氏の公約で、式典に招かれた当時の法相、バダンテール氏は演説で「ミッテラン氏の政治的勇気」で実現したと称賛した。