横浜市の旧大口病院(現横浜はじめ病院・休診中)で2016年、入院患者の男女3人の点滴に消毒液を混入し、殺害したとして、殺人罪などに問われた元看護師久保木愛弓被告(34)は1日、横浜地裁(家令和典裁判長)の裁判員裁判初公判で「全て間違いありません」と起訴内容を認めた。

 被告の弁護人は「被告は犯行当時、統合失調症で、心神耗弱の状態にあった」と述べた。公判では、刑事責任能力の程度が焦点となる。

 起訴状によると、16年9月15~19日ごろ、いずれも入院患者の興津朝江さん=当時(78)ら3人の点滴に消毒液「ヂアミトール」を混入し、同16~20日に殺害。