宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1日午前、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所で予定していた小型ロケット「イプシロン」5号機の打ち上げを予定時刻の19秒前に緊急で中止した。5号機の次回打ち上げ日は未定。JAXAは「(内之浦にある)ロケットの飛行位置や速度を計測するレーダー設備に不具合があった」と発表した。高知工業高等専門学校など国立高専10校が共同開発した小型衛星など9基を搭載していた。

 イプシロンを巡っては、1号機の打ち上げが2013年8月、予定時刻の直前にいったん中止されたことがある。

 JAXAによると、打ち上げ費用を含めた総開発費は58億円。