日本で最も生産量の多い広島県産養殖カキの収穫が1日に解禁され、水揚げが始まった。養殖業者は「例年より実入りがいい」と太鼓判。新型コロナウイルスの緊急事態宣言解除に伴い、飲食店での消費増加を期待した。

 東広島市「島村水産」の島村敏夫さん(65)と長男の広司さん(34)は、夜明けとともに同市の安芸津港を出港し、近くに浮かぶカキいかだに船を着けた。クレーンでロープを引き上げると、焦げ茶色の大量のカキが連なって海中から姿を現し、船の照明に反射して鈍い光を放った。

 この日は1トン弱を水揚げ。広司さんは「全国の方々においしく味わっていただきたい」と笑顔で話した。