キリンは人の目を意識して、食べる速度を上げる―。いしかわ動物園(石川県能美市)と石川県立大(野々市市)が、動物園を訪れた人の数とキリンの行動の関係を調査したところ、こんな結果が明らかになった。来園者数が動物の行動に影響を与えることは以前から知られてはいたが、具体的なデータが示されるのは初めて。研究チームは「動物と来園者のより良い関係づくりにつなげたい」としている。

 研究を指導した平山琢二石川県立大教授(52)は「来園者を満足させつつ、動物のストレスを減らせる展示方法を提案できれば」と話している。