内閣府が8日発表した2020年11月の景気動向指数(15年=100、速報値)は、景気の現状を示す「一致指数」が前月比0・3ポイント下落の89・1となり、6カ月ぶりに悪化した。基調判断は「下げ止まり」を据え置いた。

 気温が高めに推移して秋冬物の売り上げが振るわなかった。部品の供給が滞り、自動車の出荷が鈍かったとの要因もあった。内閣府の担当者は「新型コロナウイルスの感染再拡大もある程度は響いた」と話した。

 速報値の算出には、小売業の商業販売額や有効求人倍率といった景気に敏感に反応する8の指標を用いており、三つがマイナスに寄与した。