東京商工リサーチは7日、2020年の飲食業の倒産(負債額1千万円以上)が前年比5・3%増の842件となり、年間の最多件数を更新したと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大により外出自粛の動きが全国的に広がったためだ。これまでの最多は東日本大震災で景気が減速した11年の800件だった。

 業種別ではラーメン店や焼き肉店など「専門料理店」が201件と最も多かった。居酒屋は過去最多の174件となった。地区別では関東や北陸、中部、近畿、中国、九州の6地区で増加した。北海道は横ばい、東北と四国は減少した。