三重大病院への医療機器調達を巡る贈収賄事件で、贈賄側の会社の製品納入が決まった落札当日に、臨床麻酔部元教授亀井政孝容疑者(54)=第三者供賄容疑で逮捕=を代表とする団体の口座へ現金200万円が振り込まれていたことが7日、愛知、三重両県警への取材で分かった。

 捜査関係者によると、亀井容疑者は日本光電工業以外の会社が入札できない仕様書を作成した疑いがあり、2019~20年に実施された計3回の入札では、日本光電の製品を扱う愛知県の医療機器卸売会社のみが応札し、落札。このうち2回目の落札日である19年8月30日に自身が代表の団体に200万円が振り込まれた。