JR東日本が新幹線を使った貨物輸送に本格的に乗り出した。昨年10月から車内販売用のスペースに鮮魚などを積み、仙台駅から東京駅まで定期輸送を始めており、現在の週2便から将来的な増便も見込む。新型コロナウイルス流行で激減した鉄道収入を下支えするのが狙いだ。

 宮城県石巻市で水揚げされた新鮮な魚や貝類をJR東グループの物流会社が引き受け、東京駅構内の飲食店に届ける。1便で段ボール約40箱まで運べる。

 新幹線の強みは、速さと正確さ。トラックに比べ、輸送時間を短縮でき、渋滞や事故による遅れも少ない。揺れが小さい点も、魚介類などの鮮度にとって重要だという。