東京電力ホールディングスの送配電子会社、東京電力パワーグリッド(PG)が、企業の持つ自家発電からの電力融通を要請していることが6日、分かった。厳しい寒さにより暖房用の電力需要が増加しているため。

 関係者によると、今回は需要が想定を上回り火力発電に使う液化天然ガス(LNG)の在庫が減ったため、火力発電の出力を抑制していることが背景にある。東電は東日本大震災の直後にも電力が不足し企業に電力を融通してもらったことがあるが、企業の自家発電を対象の要請は異例だ。

 鉄鋼や化学メーカーなどの工場は自家発電設備を保有しており、東電PGは複数企業に5日から要請している。