北九州市戸畑区で昨年12月、タクシーが電柱に衝突し男性運転手=当時(74)=と乗客の男性=同(72)=が死亡する事故があり、心疾患を抱えていた運転手が事故直前に意識を失っていたとみられることが6日、福岡県警への取材で分かった。県警は、運転手を自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで容疑者死亡のまま書類送検する方針。

 県警によると、運転手は医師から心疾患の診断を受け投薬を続けており、事故直前にも薬を処方されていた。運転手の死亡を確認した別の医師は、ブレーキを踏んだ形跡がないなどの状況から、事故直前、運転手が心不全で意識を失った可能性があると診断した。