【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は5日の記者会見で、新型コロナウイルスの起源解明に向けた国際調査団に対し、中国当局が最終許可を依然出しておらず、入国が実現していないとして「大変失望している」と表明した。

 調査団は日本の前田健・国立感染症研究所獣医科学部長を含む各国の専門家10人で構成されている。WHOで緊急事態対応を統括するライアン氏によると、各団員は5日に中国に向けて出発予定で、うち2人は既に出国したが1人は引き返すことになり、1人は経由地にとどまっている。他の団員も査証(ビザ)の問題で自国を出る前に足止めを余儀なくされた。