気象庁の長官に5日付で就任した長谷川直之氏(60)が記者会見し「私たちは災害をもたらす自然現象を社会に知らせ、行動を呼び掛ける『引き金』の役目を担っている。最適なタイミングで正しい情報を出すことが重要だ」と抱負を述べた。

 気象庁が発表する防災情報が多くの市民の行動に影響を及ぼすことを念頭に「確実な日々の業務遂行に万全を期したい」とも強調。集中豪雨をもたらす線状降水帯や台風の予測精度向上を「喫緊の課題」に挙げ、大学などの研究機関と連携して技術開発を進める意向を示した。

 長谷川氏は東京都出身で東京大卒。1983年に入庁。