東京商工リサーチは5日、東日本大震災に関連した2020年の全国の企業倒産件数(負債額1千万円以上)が34件だったと発表した。19年は44件。被災した企業が再建を果たしたものの、新型コロナウイルス感染拡大が追い打ちを掛けて売り上げが回復せず、経営に行き詰まる例が目立ったという。

 都道府県別では宮城県の14件が最多で、福島県(6件)、東京都(5件)、岩手県(3件)、大阪府(2件)が続いた。栃木、千葉、神奈川、静岡の4県が各1件。

 業種別で見るとサービス業の11件が最も多く、製造業は9件、卸売業は7件だった。20年の34件の負債総額は166億円。