東京海上日動火災保険が今月から、全社員約1万7千人を対象に副業の推奨を始めたことが5日、分かった。異業種で経験を積むことで社員の能力を伸ばしたり、働き方を柔軟にして企業としての魅力を高めたりする狙いがある。損害保険最大手の東京海上が推奨に踏み切ったことで、副業活用の動きが一層加速しそうだ。

 東京海上はこれまでも副業を容認していたが、本社の人事部門の承認を必要とするなど条件が厳しく、活用する社員は年間数名にとどまっていた。今後は他社での勤務時間が基準以下であれば、支店や部署といった現場の裁量で許可できるようになる。