2020年の全国の交通事故死者数は、前年より376人少ない2839人だったことが4日、警察庁の集計で分かった。統計がある1948年以降最少で、2千人台は初めて。20年はあおり運転厳罰化や高齢運転者の暴走事故裁判などがあった。安全運転への意識向上や車両安全性能の高度化、交通取り締まり強化などが減少の要因とみられる。

 事故件数は全国で30万9千件(前年比約7万2千件減)、負傷者数は36万8601人(約9万3千人減)で共に約20%減少。死者数は11・7%減にとどまり、新型コロナの影響で交通量は減ったが、道がすいてスピードを出す車が増えたとの見方が広がっている。