桃太郎伝説にゆかりがある吉備津彦命を祭る岡山市北区の吉備津神社で、国宝の拝殿などに硬い物で削ったような傷が少なくとも計9カ所あることが31日、神社への取材で分かった。

 神社によると1月22日ごろ、境内の木製のベンチに傷が付けられているのが見つかった。さらに室町時代に建造された国宝の拝殿の柱や側面の他、県指定重要文化財の回廊の柱などで傷が見つかった。

 県内では1月、岡山城(岡山市)の天守閣や国指定重要文化財の「月見櫓」などで計30カ所の傷が見つかっている。