出生時に割り当てられた性別と異なる性を生きるトランスジェンダーで、2004年施行された性同一性障害特例法に基づき戸籍上の性別を変更した人が、19年までの15年間で計9625人に上ることが3日、司法統計で分かった。年間の件数は年々増加し、19年は過去最多の948人で、1万人突破は目前。変更に必要な要件緩和を求める声も強まっており、緩和が実現すれば流れはさらに加速しそうだ。

 司法統計の04~19年の各年報によると、04年7月に施行された特例法に基づき、同年に性別変更が認められたのは97人。年々増え続け、10年に初めて500人超に。17年は903人になった。