朝日新聞社は29日、中村史郎副社長(57)が社長に昇格する人事を発表した。4月1日付。渡辺雅隆社長は6月24日の株主総会で取締役を退任する予定としている。渡辺氏は業績低迷の経営責任を取り、中村氏を後任とする意向を昨年11月の社内説明で示していた。

 朝日新聞社の2020年9月中間連結決算は、純損益が419億円の赤字だった。中間決算として9年ぶりの赤字。今年4月に新たな中期経営計画がスタートするという。

 中村 史郎氏(なかむら・しろう)東大卒。86年朝日新聞社。ゼネラルマネジャー兼東京本社編集局長などを経て20年6月から副社長。