世界遺産で国宝の姫路城(兵庫県姫路市)で、門扉が鉄板張りの櫓門「ぬの門」と、火薬の原料を貯蔵していた「リの二渡櫓」の内部が2月に初公開されるのを前に29日、報道陣向けの説明会が開かれた。公開は2月1~28日。

 姫路城を管理する姫路市によると、「ぬの門」は門の上に2階建ての櫓がある珍しい城門で、門を通過しようとする敵に石を落として攻撃したと考えられる「隠し石落とし」がある。「リの二渡櫓」は2階建ての穴蔵で、江戸時代の後期には火薬の原料「苧殻」を貯蔵していた。

 姫路市立城郭研究室の学芸員は「2階建て櫓門が現存するのは全国で姫路城だけで、とても貴重」と話した。