経済産業省が29日発表した2020年の鉱工業生産指数速報(15年=100)は前年より10・1%低い90・9だった。年間の指数の低下は2年連続。新型コロナウイルス感染拡大を受けて20年春に実施した緊急事態宣言などの影響で大幅に悪化し、現行基準で比較可能な13年以降で最も低い水準となった。

 同時に発表した20年12月の生産指数速報値(季節調整済み)は前月より1・6%低い93・2だった。低下は2カ月連続。基調判断は前月の「生産は持ち直している」を据え置いた。