政府は29日、長時間待つ「開かずの踏切」の解消に向け、踏切道改良促進法などの改正案を閣議決定した。自治体や鉄道会社が対策を行う期限を撤廃、中長期の取り組みを促す。大災害に備え、道の駅を応急対策の拠点として活用しやすくする仕組みも整える。

 国土交通省は、開かずの踏切、遮断機や警報器がなく事故が多い踏切を対象に自治体などに改良を求めている。5年以内の対策完了か改良計画策定が必要だったが期限を撤廃する。

 道の駅は駐車場が整備されており救助や復旧の拠点に向いている。国交省は「防災拠点自動車駐車場」に指定する制度を設け、災害時に一般車両の立ち入りを禁止、制限する。