原子力規制委員会は27日の定例会合で、東京電力福島第1原発事故を分析する検討会がまとめた報告書案を了承、一般からの意見募集を行うことを決めた。1~3号機の原子炉格納容器上ぶたに大量の放射性物質が付着していると指摘し、廃炉作業で慎重な対処を求める内容。3月中に正式に取りまとめる。

 報告書案は、事故当時の1~3号機にあった放射性セシウム計約70京ベクレルの10分の1程度が上ぶたに残留していると評価。上ぶたは鉄筋コンクリート製の3層構造で、いずれも上から1枚目と2枚目の間に、セシウムが付着している可能性があるとした。