【北京共同】中国の習近平指導部が、バイデン米政権とのハイレベル対話に向け、外交担当トップの楊潔チ共産党政治局員の米国訪問を米側に打診していたことが26日分かった。「新冷戦」と呼ばれるほど悪化した米中関係の仕切り直しを模索する。複数の米中関係筋が明らかにした。

 ただバイデン政権側は中国側との高官協議に消極的だという。サキ米大統領報道官は25日、一定の対中強硬姿勢を維持する方針を示した。中国共産党は今年で創建100年を迎え、来年には北京冬季五輪や第20回党大会が開かれる。習指導部は米国との関係を早期に修復し、安定した国際環境を確保したい考えだ。