【ソウル共同】朝鮮半島の伝統大衆芸能の一つで、ユーモラスな仮面をかぶった演者が踊りながら芝居を披露する「タルチュム」の公演が2日、ソウル市内で開かれた。新型コロナウイルスによる鬱屈した気分を解消してもらおうと企画され、病苦や困難から立ち上がる人々の姿を表現。観客を幻想的な世界に引き込んだ。

 タルチュムは個性的な振り付けや、社会風刺に富んだ筋書きが特徴。朝鮮王朝時代、支配階級の抑圧を受けていた民衆が憂さ晴らしするための娯楽として親しまれ、疫病を追い払う目的で披露されることもあったとされる。

 韓国の若手による伝統芸能グループ「天下第一タル工作所」が企画した。