北海道木古内町の佐女川神社で14日夜、およそ190年続く神事「寒中みそぎ」が始まった。行修者と呼ばれる4人が下帯姿で冷水を掛け合い、身を清めた。豊漁豊作を祈る神事で、例年は3日間行われるが、今年は新型コロナウイルス感染拡大に伴い、2日間に短縮した。

 午後7時ごろ、時折雪が舞う中、行修者たちがかけ声とともに交代で水を掛け合った。例年は多くの見物客を集める津軽海峡への飛び込みは、感染防止のため、今年は行わない。

 寒中みそぎは1831(天保2)年、神社守が夢枕のお告げに従い、海でご神体を洗い清めたところ豊漁豊作になったのが起源とされる。