立命館中学・高校の新校舎用に購入した京都府長岡京市の土地から基準値を上回る鉛やヒ素が検出され、土壌改良などを余儀なくされたとして、学校法人立命館(京都市中京区)が、学校法人大阪成蹊学園(大阪市東淀川区)に約11億2800万円の損害賠償を求めた訴訟で大阪地裁は14日、大阪成蹊側に約5600万円の支払いを命じた。

 判決理由で龍見昇裁判長は、土地の周辺には地下水を飲用できる井戸がなく、鉛やヒ素が人体に暴露する可能性がないとし、「健康被害が生じる恐れがある基準には該当しない」と判断。土壌改良が必要な要件は満たさないとした。