北海道大大学院獣医学研究院の迫田義博教授(ウイルス学)らの研究チームは13日までに、ヒト用のインフルエンザ治療薬が高病原性鳥インフルエンザに感染した鳥にも効果があるとスイスのウイルス学専門誌電子版に発表した。ただ薬の価格がネックで、養鶏場などで飼育される多数のニワトリへの投与は難しいという。

 研究チームはインフルエンザ治療薬「ゾフルーザ」と「ラピアクタ」をH5N6型の鳥インフルエンザウイルスに感染させたニワトリ4羽ずつにそれぞれ5日間投与。ゾフルーザを投与したグループでは症状はほぼ出ず、他の鳥への感染も食い止める可能性があると結論付けた。