北極海の海水に、繊維状の微小プラスチック「マイクロプラスチック」が大量に存在しているとの調査結果をカナダの研究チームが12日、公表した。見つかったマイクロプラスチックの約9割がポリエステルなど化学繊維由来で、チームは「家庭で衣類を洗濯した際の排水が世界の海の汚染につながっている可能性がある」と警告した。

 チームは北極海のさまざまな位置で2016年に採取した海水を分析した。長さ平均1ミリ程度の大量の繊維状マイクロプラスチックが見つかり、海水1立方メートル当たり平均約40個が含まれていると推計した。ほとんどが化学繊維で、約7割がポリエステルだった。