東日本大震災で大きな被害に遭った岩手、宮城、福島3県の各地で10日、成人式が行われた。3月で発生から10年。新型コロナウイルスの影響で中止や延期となる自治体もある中、開催された式典では、当時小学4年生だった新成人が、亡き友や離れ離れになった仲間への思いを胸に大人としての決意を表明し、新たな一歩を踏み出した。

 東京電力福島第1原発事故による帰還困難区域が残る福島県富岡町では計151人の新成人のうち11人が式典に出席。新型コロナの影響で例年より出席者は少なかったが、事故後に避難生活を余儀なくされた面々は、マスク姿で友人や恩師らとの久しぶりの再会を喜び合った。