【ジュネーブ共同】国連は9日、新型コロナウイルス感染症による社会・経済活動の制限で、今年の世界全体の二酸化炭素(CO2)排出量が前年比4~7%減になるとの報告書を発表した。ただ大気中のCO2濃度の上昇抑制には「わずかな影響しかない」とし、温室効果ガス削減に向けた長期的な取り組みの必要性を改めて訴えた。

 2016~20年の5年間の世界平均気温は、産業革命前(1850~1900年)の平均から1・1度上昇し、過去最高となる見通し。2011~15年の5年間平均より0・24度高く、近年の上昇ぶりが目立つ。