【成都共同】中国四川省トップの彭清華同省共産党委員会書記は9日の記者会見で、国家目標である「脱貧困」の取り組みに関し「新型コロナウイルスの影響で難度は上がったが、基本任務は完了した」と語った。中国の地方トップが内政で抱える問題について海外メディアの取材を受けるのは異例。

 四川省は山間部に貧困地域を多く抱える。習近平指導部としては2020年中の目標達成を危ぶむ声も上がる中、成果をアピールする狙いがありそうだ。

 彭氏は「最後の100mの段階だ」と述べ、なお課題があることを認めた。新型コロナにより主要な農産品の出荷が滞り、交通や住宅建設にも支障が出たという。