台風10号による6日夜の土砂崩れで4人が不明となり、1人が負傷した宮崎県椎葉村の現場で9日、警察や消防が約270人態勢で捜索を続けた。災害現場で生存率が下がる目安の一つとされる「発生後72時間」が同日夜に迫る中、確認を急いだ。

 現場には朝方小雨が降り、この時期にしては肌寒くなった。消防は重機で大量の土砂や流木などを取り除き、県警機動隊員約40人が、シャベルで土を掘り起こしていた。

 村によると、土砂崩れは6日午後8時ごろに発生。建設会社「相生組」の事務所兼住宅を近くの川に押し流した。70代で同社経営の相生秀樹さんが肋骨を折った。