昨年10月、神戸市須磨区の自宅で介護中に高齢の祖母を殺害したとして、殺人罪に問われた元幼稚園教諭松原朱音被告(22)の裁判員裁判初公判が9日、神戸地裁(飯島健太郎裁判長)で開かれ、松原被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。弁護側は当時、心神耗弱状態だったとして刑の減軽を求めた。

 検察側は冒頭陳述で、松原被告は認知症の祖母と5カ月間同居し、介護していたと指摘。祖母に汗を拭いてほしいと言われ、ぬれタオルで拭いていた際、祖母の態度に腹を立てて殺害したと述べた。