【北京共同】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は8日、平壌で党中央軍事委員会拡大会議を主宰した。台風被害により年末に向けた経済建設の目標達成が困難となり、見直しが必要になったとの認識を示し、早期の被害復旧を指示した。朝鮮中央通信が9日伝えた。

 北朝鮮は4月に新型コロナ対策に伴う国境封鎖などの事態を受けて経済目標を下方修正したが、相次ぐ豪雨や台風被害が経済難に追い打ちを掛けた形だ。

 金氏は「台風被害により国家的に進めてきた年末闘争課題を全面的に保留し、闘争方向を変更せざるを得なくなった」と述べた。経済難が自然災害によるものであることを強調する意図もありそうだ。