前橋市で2014年、高齢者2人を相次いで殺害、1人に重傷を負わせたとして強盗殺人などの罪に問われた無職土屋和也被告(31)の上告審判決で最高裁第3小法廷は8日、被告の上告を棄却した。死刑とした一、二審判決が確定する。林道晴裁判長は「何ら落ち度のない2人の命が奪われ、1人の命が危険にさらされた結果は重大だ」と述べた。裁判官5人全員一致の結論。

 弁護側は「被告には不遇な生い立ちが原因のパーソナリティー障害があり、事件に至る経緯や残虐な犯行態様に影響している」と主張し、死刑回避を訴えていた。