宮崎県は8日、県水産試験場内水面支場(小林市)で養殖しているシベリアチョウザメ約110匹が流出したと発表した。塩漬けにした卵は「世界三大珍味」の高級食材のキャビアになる。1級河川の大淀川で7月ごろから複数の生息が確認されているが、県は「関連性はない」としている。

 県は8月11日、飼育水槽の一つで、排水口の流出防止柵が外れているのを確認。養殖場の排水が隣接する池に流れる仕組みになっており、住民から26日、「池にチョウザメが泳いでいる」と連絡があった。

 内水面支場では約3万3千匹を飼育。完全養殖後、県内の業者に供給している。