原発の高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査に応募を検討している北海道寿都町は7日、地区ごとの住民説明会を初開催した。参加者によると、町は住民の賛否は聞かず、人口減など、応募の経緯や背景を説明。町と住民双方に不満が残り、片岡春雄町長は終了後「思い描いた会にならなかった。同じ地区でやり直したい」と話した。

 約20人が参加し、非公開で約1時間半開かれた。参加した漁業吉崎博さん(62)は「住民の意見を聞いてやるかやらないか決める場だと思ったのに違った。思いを伝えられなかった」と憤った。