熊野古道や高野山で知られる世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を構成する国史跡の参道「高野参詣道町石道」の一部を掘削したとして、和歌山県警かつらぎ署は7日、文化財保護法違反の疑いで、同県北部の80代男性を書類送検した。

 書類送検容疑は、町石道の一部、約2キロ範囲の十数カ所を掘削や盛り土をした疑い。文化財保護法は天然記念物や史跡を現状から変えることを禁じている。5月に同県かつらぎ町に情報が寄せられ、町が告発していた。

 現場は高野山金剛峯寺や奥の院へ続く全長約24キロの参道の一部。