日本学術振興会は7日、世界的に優れた研究者をたたえる国際生物学賞に、理化学研究所・環境資源科学研究センター(横浜市)特別顧問の篠崎一雄氏(71)を選んだと発表した。

 振興会によると篠崎氏は、植物が乾燥や高温などの環境によるストレスに耐える仕組みを、世界に先駆けて遺伝子レベルで明らかにした。収穫量を増やす研究にも取り組み、気候変動で起きると予想される、食料危機を乗り切るために重要な成果を上げた。

 日本人の同賞の選出は、ノーベル医学生理学賞の大隅良典氏(75)が受賞した2015年以来。賞金1千万円が贈られる。