8月からスタートした秋のサンマ漁の漁獲量が同月末までで約166トンにとどまり、過去最低だった前年同月の約911トンを大幅に下回る18%だったことが7日、漁業情報サービスセンター(東京)のまとめで分かった。漁期は12月まで続くが、極めて厳しいスタートとなった。

 サンマは例年8月以降に千島列島や北方領土沖合から北海道や本州近海に来遊するが、センターの担当者は「サンマが少ない上、遠い公海が漁場になっており操業効率が悪くなっている。今後もしばらくこの状況が続きそうだ」と分析している。水産庁は「12月までの漁期を通じて来遊量は昨年を下回る」との予測を発表している。