【シドニー共同】オーストラリア北東部沖にある世界最大のサンゴ礁グレートバリアリーフにこのほど海中美術館がオープンした。気候変動に伴う海水温上昇の影響による白化現象などで成長率低下が報告されているサンゴの保護や復元の重要性を訴えるのが目的で、世界的に有名な英彫刻家ジェイソン・デカイレス・テイラー氏の作品が展示されている。

 海中美術館は北東部タウンズビルの沖約80キロにあり、8月1日にオープン。水深約18mの海底にサンゴの温室などの建造物や植物のモニュメントのほか「サンゴの守護者」として人を模した彫刻20体が展示され、ダイビングをしながら鑑賞できる。