政府系金融機関の日本政策投資銀行が5月に実施した日産自動車への融資1800億円のうち、1300億円に政府保証を付けていたことが7日、分かった。政府保証付き融資額としては過去最大となる。日産は販売不振が続いており、仮に返済が滞った場合は保証分の最大8割を実質国が補填するため、国民負担を伴う可能性もある。

 政府は3月から、新型コロナウイルスで業績が悪化した企業に対し、危機対応融資を実施している。貸す側は政府保証に当たる「損害担保契約」を日本政策金融公庫と結ぶことで、融資が焦げ付いた際に国から一定割合の返済を肩代わりしてもらうことができる。