九州西岸を北上した大型で強い台風10号は各地に暴風や猛烈な雨をもたらし、7日は対馬海峡から朝鮮半島に達した。共同通信の正午現在のまとめで、これまでに九州を中心に50人以上が重軽傷を負った。宮崎県椎葉村では土砂災害が発生し、4人が安否不明、1人が負傷した。九州の停電は一時、約47万5千戸に達した。JR九州が全線運休するなど交通のストップで混乱が続いた。

 台風の北上に伴って南から暖かく湿った空気が流れ込み、西日本、台風から離れた東日本は大気の状態が非常に不安定になった。引き続き局地的に雷を伴う非常に激しい雨や暴風の恐れがあり、気象庁は厳重な警戒を呼び掛けた。