日本に死生学の概念を広げたカトリック司祭で上智大名誉教授のアルフォンス・デーケンさんが6日午前3時、肺炎のため東京都練馬区の修道院で死去した。88歳。ドイツ生まれ。葬儀・告別式は11日午後4時から東京都千代田区麹町6の5の1、カトリック麹町聖イグナチオ教会でイエズス会の会員のみで行う。喪主はイエズス会司祭の瀬本正之(せもと・まさゆき)氏。

 1959年、イエズス会から派遣されて来日した。上智大で教壇に立つ傍ら、70年代から「死への準備教育」の必要性を提唱。死をタブー視せず正面から向き合うことが大切だと訴え続け、死生学の考え方を広めた。