大型で非常に強い台風10号は6日、九州のほぼ全域を暴風域に巻き込んで北上を続けた。記録的暴風、高波、高潮、大雨の恐れがあり、各地で厳重な警戒が続いた。共同通信の6日午後10時現在の集計で、これまでに長崎、熊本、宮崎、鹿児島の4県で17人が重軽傷を負った。九州、四国、中国で避難指示・勧告の対象は計約401万1千世帯、約859万5千人に上った。自治体が把握した避難所などに身を寄せた人は17万8千人を超えた。

 気象庁によると、台風10号は九州西岸を進み、7日午前中には朝鮮半島付近に達する見通し。沖縄県南大東村では6日未明に最大瞬間風速50・7mを記録した。