台風10号を警戒し、九州各地のホテルで避難のための宿泊予約が相次いでいる。新型コロナウイルス禍で避難所での「3密」を回避する目的のほか、政府の観光支援事業「Go To トラベル」の割引が適用されて利用しやすいことも理由の一つとみられる。コロナで客足が遠のいていたホテルからは「満室は半年ぶり」との声も上がる。

 鹿児島県奄美市の「ホテルニュー奄美」では3日ごろから予約が入り始め、5、6日は満室に。地元の高齢者からの予約が多いという。フロント副主任の松島勇人さん(42)は「台風は毎年のことだが、今回は規模が大きく、特に敏感になっているようだ」と話す。